ボーイスカウトについて

ボーイスカウト 自分探し

息子のカブスカウトとボーイスカウト活動

子供が、小学校に行く年になり、カブスカウト、ボーイスカウトの活動に参加することになりました。
父親として私もスカウトマスターのアシスタントとして、お手伝いすることになりました。

カブスカウトやボーイスカウトの経験がなかった私は、スカウト活動がどういうものかよくわかりませんでした。

毎週木曜日に夜7時から8時半まで、スカウトマスターと一緒に担当する子供たちと楽しい活動を行いました。
バスケットボールをしたり、公園の清掃したり、ボーリングに行ってその後アイスクリームを食べたり、いろんな楽しい活動を行いました。

カブスカウトの活動の中でも子供たちがすごく楽しんで、盛り上がったのかパインウッドダービーと言う、松の木を削って車を作って
それをコースで走らせて早さを競うイベントです。
その車を作るキットがひと箱450円くらいでおもちゃ屋さんに売っていて、中には松の木とくぎ4本と車輪とサンドペーパーが入っています。

それを子供たちが好きな形に削ったり色を塗ったり軽くしたり、鉛の重しを付けて重くしたり、
空気抵抗下げて早く走るように流線形にしたりして一生懸命に取り組みます。
熱心に息子をサポートする親御さんは、スーパーカー並みの形に削ったり、エアブラシでペイントしたりして
とてもきれいな車を作り上げます。
大きさや計量のチェックを受けて、重すぎたら重りを外したりしてレースの資格をもらいます。

その中で1番スピード早かったのは、お父さんがいない子の作った、ほとんど何も削っていない車だったりしました。

レースのコースは4台か6台がいっぺんに坂から滑り落ちるようにスタートして、
ゴールまでかかった時間を電気的に秒数を百分の 1秒までの速度で測定します。
3回測定してその合計時間が一番短かった車が優勝となりました。
これはアメリカのどこのカブスカウトでも行っている1年に1回の非常に盛り上がる活動だったりします。

ボーイスカウトの中でメインのイベントは、夏の6日間に及ぶキャンプです。
私もこのキャンプのために有給休暇を一度に取って、完全に仕事を休んで
月曜日の朝から子供たちと一緒にキャンプ場に行き土曜の朝までキャンプのサポートを行います。
スカウトマスターとアシスタントの大人は子供とは別のテントでぐっすり寝ます。
子供たちは遅くまでテントの中でワイワイガヤガヤやってます。
毎日3食を子供たちと一緒に作って食べて、日中は各自が好きなプログラムに参加して回ります。

その中には、昔の黒鉛火薬を銃に押し込んで鉄球を最後に入れて的を狙って撃つという大激音とすごい反動のあるスリルいっぱいのガンシュートや
ライフルやショットガン、アーチェリーなどの男の子たちがワクワクするようなプログラムが勢ぞろいです。
ほとんどのプログラムはイーグルスカウトを得るための活動になっていてそれぞれのプログラムを終了すると、担当者からサイン入りの完了証をもらえます。
イーグルスカウトは最高位の達成証で、息子もいろいろ頑張って取ることが出来ました。

活動の中で楽しかったのは革細工です。アクセサリーを作ったり、ナイフのケースを作ったりしますが、あまりにも楽しそうなので私もセットを買って作ったりもしました。

日中の活動が終わると、夕食までの時間、グループのみんなでゲームをしたり、チェスの対局をしたり楽しい時間を過ごします。
夕食は毎回豪華なお肉やソーセージを焼いたり、ハンバーグだったり、お腹いっぱいになるものを、子供たちと一緒になって鉄板の前で料理します。
そのあと、キャンプファイヤーの前で、大人が差しいれてくれたお菓子を食べたりして、夜を満喫します。

キャンプ地は郊外の山の上だったりするので、夜は涼しくて、天の川や流れ星がいっぱい見える、空気の澄んだ素敵なところです。
ボーイスカウトは小学6年から中学3年までの4年間で、毎年子供たちとキャンプをするのを楽しみました。

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